菅原東遺跡では首長居館とみられる遺構が検出されました。この遺構検出面の標高データをもとに、ESRI社ArcGISを使い、首長居館跡の3次元モデルを作成し、視覚的に遺構の様子がわかるようにしました。
濠に囲まれた方形区画の規模は、東西約50m、遺構北側が未検出のため詳しいことはわかりませんが、南北は38m以上あります。また、居館をめぐる濠の幅は約6mあり、南濠の中央に陸橋のような遺構があります。